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オノマトペ

| 投稿者: いしず

Ishizu1 関東も長かった梅雨  が、や〜っとあけましたね。

   今朝、街を歩いていると、「あの音」が鳴り響いてました。

ミーンミンミン、ミーンミンミン……  一気に夏がきた感じがします。

この表現だけで日本人は「蝉だ」「夏だ」とわかるものです。このような「オノマトペ」が日本語には沢山あります。オノマトペとは、音や声、さまざまな出来事や動作などを音で象徴的に示すもので、いわゆる擬音語や擬態語、擬声語ですね。

ふと、ミーンミンミンって英語でなんていうのかなぁー??と思い、アメリカ人の友人に聞いてみたところ……

「それに相当する特別な言葉はないよう。singing、chirping??かなぁ」

  面白いですね

 日本語ではオノマトペでいろんな情景や状態を表し、会話だってできちゃうことがあるのにね。英語では、その表現がないようです。

繰り返しの単純なリズムで、長さが短いオノマトペ。実は言語聴覚療法でも教材によく使います   内容や心情などがより豊かに伝わりますので、言葉の発達を促すために意図的に教材に用いることがあります。
 
皆さんも普段、どんなオノマトペを使っているか、少し気にしてみると面白いですよ 
私は、友人や家族との会話では「ほらグオッ~ってやつが、さっきビューンって行ったでしょ」「ガガガーってしたらサッサッといれて、グルグルってすればいいよ」などなど、日常的に使っている気がします。
年齢のせいで言葉がでにくくなってきたから多用しているとは、思いたくないですが……

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