« 通るスリッパ | トップページ | 数字でみる言語聴覚士③ »

志望動機について②

| 投稿者: はらだ

Harada  こんにちは!

 先日、「志望動機について」いろいろ書いたのですが誤解を招く表現がありました。

 「STになってみようかなと思うスタート地点では、情熱に満ち溢れた内容でも、白衣を着てみたい~、でも同じです。」と、書いてしまったのですが、これは「やる気のある人も、やる気のない人も同じ」という意味ではありません。紛らわしい書き方をしてごめんなさい。

 前に大学の授業に来て下さった患者さんからお便りを頂き、その中に書いて下さっていたのが、「患者さんのことを一生懸命考えてくれる ST を育てて下さい」という言葉でした。

 まだまだ、数が足りないSTだから、すべての患者さんが希望通りの頻度で、言語聴覚療法を受けることが出来ないのが現状です。そんな中で、ようやく会ったSTが、 自分(患者さん)のことを「わかったような気になって」あまり考えてくれない人だったら、ショックですよね。

 患者さんのことを一生懸命考えるというのは、疾病や障害ばかりではなく、その方の背景や、家族、そして、これからの人生、夢、いろいろなことを一緒に思い、考えるということで、そういう思いを持った人に言語聴覚士を目指してほしいなぁと思います。

 なので、例えば「病院で白衣を着て働きたい」という志望動機でも、そもそも「病院で白衣を着る」ということには深い意味がありますから(白衣を着てでんぐり返しをしたいわけではないですからね)、そこからは、責任感や使命感などが読み取れるということです。Kid_job_girl_ckagakusya

 

 家族が入院して心配したことがある人の方が、医師に向いているかというと、必ずしも、そうではありませんよね。それと同じことです。

 んん? もっと紛らわしくなっていたら、ごめんなさい。

 

 

 

 

 

« 通るスリッパ | トップページ | 数字でみる言語聴覚士③ »