言語聴覚士を目指す君へ | 東京工科大学 ST なるにはブログ

風邪、インフルエンザシーズンに近づく

| 投稿者: よしはら

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10月も中旬になり、少しづつ気候も涼しい日が登場してきました。コロナワクチンの進捗とともに、すでにインフルエンザワクチン接種の時期になりました。コロナもワクチンと治療薬の2本立てとなれば、かなり安心できる状態になると予想されます。内服治療薬も取りざたされていますので来年は少し期待が持てます。マスク、手洗い、大声上げて多数の会食会合の自粛は続けるのが安全でしょう。医師とくに耳鼻咽喉科医は昔からマスク着用で診療、鼻出血処置時などは防護フィルター付きマスク着用、手術時はマスクはもちろん感染症合併の方の手術時は防護フィルター付きマスク手術、と若い時から1日中マスク付けても慣れっこにはなっています。以前から常に手術用マスクをつけ手術用帽子をかぶって診療していた先生も結構います。ワクチンと治療薬出ても日常の習慣は今と変えなければ、コロナのみでなくインフルエンザや花粉症の防御にもつながります。                                   

医師の診療と同様に言語聴覚土のみなさんも患者さんと密に接触します。コロナ以外のインフルエンザウイルスや風邪ウイルスの感染予防には常に注意払いたいと思います。                                                      

これからしばらく薄着と多少の厚着と交錯する天候になります。コロナはもちろん、これまでの通常の風邪に罹患しないようにしましょう。通常の風邪でも嗅覚障害や風味障害が出現します。風邪症状で微熱があったりすると、最初にコロナの検査してからでないとクリニックですぐに対応してくれない状況もありますので。

 

鉄っちゃん - 点と線 -

| 投稿者: いくい

_yakimoti こんにちは!

大学が蒲田駅のそばということから、蒲田駅から物語が始まる「砂の器」という松本清張作の社会派推理小説を紹介しました。

推理小説では鉄道を舞台にしたものは多く、シリーズになっているものもあります。時刻表や路線の乗り換えなどを駆使したトリックを見抜くことで犯人のアリバイが崩される・・・というのが定番です。鉄道を舞台にした推理小説の最高峰のひとつが、やはり松本清張作の「点と線」です。重要な舞台となるのは東京駅です。東京駅では、ホームが何列にも並んでいて、ひっきりなしに電車が停車と発車を繰り返します・・・いや・・・ネタバレになるので、この辺でやめておきます。

鉄道は、こうして小説の舞台になるだけではありません。いろいろな鉄道ファンが多くいらっしゃいます。鉄道マニア向けの本やテレビ番組やネットの情報もあふれるほどあります。さまざまな沿線を舞台にした歌もありますね。鉄道は毎日の通勤に使う身近なものでもありますが、一方見知らぬ街に連れ出してくれる特別な存在でもあります。

1872年(明治5年)10月14日に新橋~横浜間に初めての鉄道が開通しました。10月14日は鉄道の日だそうです。毎年、全国で多種多様なイベントが行われているようですよ~!

「不思議の国のアリス」症候群

| 投稿者: わたなべ

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「不思議の国のアリス」症候群をご存じでしょうか?

ルイス・キャロルの文学作品「不思議の国のアリス」は知っている方は多いと思いますが、その名がついた症候群まで知っていたら凄いです!

同作品で表現されている「身体の形や大きさの変動(異常体験)」と同じように、片頭痛の際に幻覚を伴う現象を指す症候が「不思議の国のアリス」症候群です。若年層、特に子供に多く、原因はウイルス脳炎、癲癇(てんかん)など多種で、症候学的片頭痛も伴います。私は子どものころにインフルエンザで高熱で寝込んだ際に、部屋の時計の大きさや秒針の音が突然大きくなったように感じられたことがあり、不思議に思っていました。今思うと、これが不思議の国のアリス症候群だったのかも?と勝手に想像しています。

さて、このような興味深い話を含め、世界の文学作品に描かれた子どもの病気について、小児外科医が執筆した本が、「『不思議の国のアリス』症候群」です。著者は、角田昭夫先生(医学博士、神奈川県立子ども医療センター顧問)です。講談社から1993年に出版されました。

この本との出会いは、私が言語聴覚士の学生時代に学外実習でお世話になった施設に、この本が置いてあったからです。大変感銘して角田先生から直接購入させていただき、サインまでいただきました。今でも大切に保管しています。

第2章 難聴 「神様は手話ができるの?」(トマス・スプラドリー)

第14章 極小未熟児「小さくとも命の花は」(平岩弓枝)

第15章 急性中耳炎「細雪」(谷崎潤一郎)

このように、言語聴覚士に特に関係のあるものも紹介されていて、とても興味深い本です。

病気との対比はしませんが、このほかにも、「若草物語」「カラマーゾフの兄弟」「オズの魔法使い」「羊たちの沈黙」「和解」「悪霊島」「ホテル・ニューハンプシャー」「海辺の家族」など、有名な作品も取り上げられています。

残念ながら現在は新品が入手できず、中古書を購入するしかないようです。

ちなみに大田区の図書館で蔵書検索したところ、「浜竹図書館」の書庫に所蔵されているようです!ご興味のある方は、ぜひご一読ください。

 

保護者会を実施しました

| 投稿者: いしず

先週末、Taimen_acrylic_business保護者会が開催されました。
新型コロナの感染防止のため、保護者の皆さまに直接お会いする機会は、これまで残念ながらありませんでした

そのため本専攻の教育のことやカリキュラムのことなど、ご説明をすることができなかったのですが……

今回、各学生のアドバイザーから個別にお話をさせていただくことができました

専攻の教育のことや後期の学修支援についてなど、保護者の方に直接お会いして、本専攻の方針をお伝えし、相互に確認しあう機会をもつことができたのは、本当によかったです。

週末にも関わらず、ご参加くださった保護者の皆さま、ありがとうございました。

今後もどうぞご支援をお願いいたします

ヒカリ新世紀

| 投稿者: うちやま

10月になって朝晩は涼しく、やっと秋らしい気候になってきました

秋には美味しいものがたくさんありますが、私が楽しみにしているのは新米🍚

最近はスーパーでも少量ずつ様々な品種を購入できるようになってきましたね~

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タイトル「ヒカリ新世紀」これはお米の品種名です。

鳥取大学農学部で開発された、コシヒカリにルーツをもつお米です。

私はこのお米のことを、ある患者さんに教えてもらいました。

 

その方はお米の専業農家で、従業員を雇ってたくさんの田んぼで米作りをされていました。

脳出血を発症して入院となり、右半身の麻痺と重度の失語症の後遺症がありました。

挨拶や自分の名前を言うのも大変で、周りの様子から判断したり、簡単な問いかけに頷き/首振りで答えたりされていました。

だんだんと言葉の一部が言えるようになってきて、豊かな表情や身振りと絵と文字をフル活用しながら、私に様々なことを伝えてくれました。

ずっと仕事一筋の米農家だったそうで、一生懸命お話しようとされている様子に、奥様はよく驚かれていました。

 

その中の一つが「ヒカリ新世紀」

その方は失語症の影響で「ひかり」という発音が難しかったので「△△△しんせーき」と言われていました。

一番最初に言われたときには何のことかさっぱり分かりませんでしたが、少しずつ推測しながら質問をして見当をつけ、

ご本人と奥様のお話をうかがい、自分でも調べてみて、「ヒカリ新世紀」というお米の品種のことだと分かりました。

以前のブログにも書きましたが、コミュニケーションをスムーズすすめる上で、知っていることが強みになります。

収穫時期が早い品種で、その方の田んぼでは「ヒカリ新世紀」から稲刈りがスタートします。

”今年も稲刈りが始まって忙しくなった”ということを、「しんせーき、はじまった」と教えてくれていました。

 

新米をみると、その方や奥様のことを思い出します

鼻水について

| 投稿者: よしはら

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 鼻水は鼻汁とも称されますが、前に垂れてくるものを前鼻漏、後ろの方に流れてくるものを後鼻漏と言います。本来、鼻の中(鼻腔)は粘膜で覆われ一定の湿度が必要なため、鼻粘膜下にある鼻腺から水分は常に分泌されています。ただ、炎症などで分泌量が増えると前鼻漏となって垂れてくるため鼻をかむことになります。また副鼻腔炎などでよくみられる後鼻漏はのどに落ちて来て、気持ち悪くなり吐き出したり、一部は飲んでしまったり、さらに高齢者では気管に落下することがあり、誤嚥性肺炎を誘発することになります。                 

 

鼻汁でよく経験する疾患には、アレルギー性鼻炎の代表格である、春先のスギ花粉症、続くヒノキ花粉症、夏にはイネ科の花粉症、秋になりますとブタクサなどの花粉症が登場します。一方で1年中アレルギー性鼻炎症状を示すものにはハウスダスト(HD)、ダニ、犬や猫の皮膚、毛などが原因のものがあります。症状の程度は個人差がありますが、強い症状の患者さんは受験や仕事上で大きな妨げになります。治療法は複数ありますが、抗アレルギーの内服薬、点鼻薬、レーザーなどの手術、減感作療法としての舌下免疫治療などで多くは対応しています。                                     

 

一方で、鼻汁が減少する疾患もあり、鼻の中が乾くのもかなりつらいものです。病気でなくとも冬場の暖房などで部屋が乾燥して、鼻も口も乾いた経験者は多いと思います。鼻づまり感や痂皮付着で鼻出血しやすくなったりします。コロナ禍マスク着用が多いので、花粉症や鼻の乾燥などにはプラスに働きますが、症状強い人はそれでも防ぎきれません。日常生活に支障ある場合は耳鼻咽喉科受診して相談することお勧めします。                                                                PS:口腔粘膜、鼻粘膜にはACE2(アンギオテンシン変換酵素2)が存在しますが、これはコロナウイルスの受容体となっています。マスクをすることや、大声で騒がないとの指導の重要性はここにあります。

すぐやる課! 

| 投稿者: いくい

Vf こんにちは!          

私には昭和8年生まれの尊敬する人が二人います。一人は女性、一人は男性です。

お二人はそれぞれにすごいところがあるのですが、共通しているのは、とにかく「すぐやる」ということです。何か面倒なことを頼んでも、すぐにやってくださいました。「すぐやってくださって、本当にありがとうございます」と何度も伝えてきました。

何十年も前のことですが、手紙の最後に「すぐやる課 ****子」と書いてあり、クスっとしつつ愛情を感じました。

私の場合には、すぐやることが出来る時と出来ない時があります。「すぐやる課」はあこがれます。そんな「すぐやる課」のことを思い出して、何気なく検索のところに書いてしまったら・・・なんとヒットしてしまいました!

「すぐやる課」は実在しました。それができた日を記念して「役所改革の日」となりました。昨日106日が「役所改革の日」でした。


1969
(昭和44)年、千葉県松戸市役所に「すぐやる課」はできたのだそうです。当時の市長「松本清」の発案で設置されました。「すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります」がモットー。市民には大好評だったとのこと。ちなみに、この松本清氏はドラッグストア「マツモトキヨシ」の創業者です。

すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやる!

今日は記念日ということもあり、これを機会に「すぐやる課」を肝に銘じました。

少しでも習慣にしていきたいと思います。

答えは、ひとつじゃない。自ら発見する学びがここに。

| 投稿者: わたなべ

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本専攻1年次の後期に「ベーシックセミナーⅡ」という科目があります。コミュニケーション技術や課題解決に向けた手順について、グループワーク、ディスカッションを通じて学ぶこと、文章で論理的に主張する能力を高めることを目的としています。内山先生と渡辺で担当しています。

ところで、高校生の皆さんが考える「大学での学び」は、どんなものでしょうか?

知識や技術を身につけることは、容易に想像されると思います。

それらは、答えが1つであったり、複数あっても「答えが決まっている」ものに留まる場合があります。

しかし、生身の人間を相手にする言語聴覚士の場合、実際の臨床場面で求められる答えが、常に1つであるわけではありません。また、そもそも「答えが決まっていないこと」もあります。「ある病態について知識がある、検査方法を知っている、訓練方法を知っている」だけでは、的確な言語治療や支援は行えません。あらゆる可能性を視野に入れながら、常に最善を目指して「考えること」が、とても大切です。そのためには、知識や技術を丸暗記するのではなく、他者からの批判的意見も受け入れつつ多様な観点に基づいて「分析・考察すること」が、必要です。

 

この授業では「あるテーマ」に対してグループワーク、ディスカッションを行い、コミュニケーションと課題解決方法の基礎について、学生たちは学んでいます。「答えのない答え」について考えることは、実に難しいことと思います。でも、皆さんは、楽しみながら意欲的にディスカッションに参加し、自分ひとりでは気づきにくい他者の考え方、価値観などを互いに共有し、考えを深め合っていますよ。素晴らしいですね。

 

授人以魚、不如授人以魚」(人に魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えなさい)というのは、老子のことばですね。

大学で学ぶということは、まさにこれに相通ずることだと思います。仮に、知識や技術が魚だとすると、知識や技術を身につけるだけでは、言語聴覚士の仕事はできません。「なぜ、その知識や技術が導き出されたのか」を考えて理解し学ぶことが大切です。そうすることで、「1つだけではない答え」を探すことができるようになります。また、受け身ではない自発的な「思考」や「行動」に繋がりますね。

 

大学の建物の窓ガラスに、上記のポスターが掲示されていました。

「答えは、ひとつじゃない。自ら発見する学びがここに。」

東京工科大学だから見つかる答えを、一緒に探してみませんか。

〇年 経って貴重な資料

| 投稿者: いしず

2_20211005193101 大きくて重すぎの段ボール箱が、原田研究室に届きました。
 送り主は、私もお世話になった大先輩STです。
 段ボールを開けると……

 たくさんの本と文献などがギッシリとはいっていました。

 「私はもう要らないけど、捨てるにはもったいないし……みなさんに使ってもらえるなら」と、お送りくださったものです。先生、有難うございます~~~

「あっ、この本、この本」というものや、「コレ欲しかった本だぁ」というものから、「まあ~!懐かしい」というものまで沢山ありました。

右写真の茶色の本などは売上スリップ(本に挟まれている短冊状の紙)まで、ついております 

みなさんは、情報を調べるのであれば、新しい本を見ればいいのでは?と思うかもしれませんね。いえいえ、過去の情報を調べる際には、こういった古い本も時には必要になるのです。

ただ、こういった古書は、今、買おうにも買えないものなのです。だから、とっても貴重

それにVHSまで送ってくださりました。VHSのビデオを見るためには専用の機器が必要なんですよ きっと生徒さんや学生さんは分からない方も多いかもしれないですねぇ 

書籍も動画も、何年も経過すると貴重な資料になるものですね。

ST学生ための専攻NEWS⑧ 実習着をきてみた!

| 投稿者: うちやま

1年生後期の専門科目「言語聴覚基礎実習」の授業の様子を紹介します

先週は緊急事態宣言中でしたので、残念ながら遠隔で行いました。

遠隔授業といっても、ZoomとMoodleの様々な機能を活用しながら、本専攻では、アクティブに授業を行っていますよ。

 

Medical_scrub_man_white今回の授業のテーマは「身だしなみ」

1年生の皆さんには、実際に実習着を着て、身だしなみを整えてZoomに参加してもらいました。

授業では、病院や施設での実習において、なぜ身だしなみが大事なのか、実習生としてどうすべきかなどを意見交換しました。グループに分かれて、カメラ越しに、お互いの身だしなみをチェックシートに沿って確認。

「ちょっと前髪が長いかな?」「この腕時計で大丈夫?」「爪を切らないとね」など、

病院実習を想定して、気になったこと・気づいたことを指摘しあいました。

グループで身だしなみのチェックをした後、Moodleの他者評価シートにコメントを記入!

自分以外のグループメンバーの身だしなみの印象として、良い点や改善した方がよいなと思ったことなどを記入し、アドバイスをしてもらいました。

身だしなみはセルフチェックができるようになることが重要ですが、他の人(患者さんや病院の職員の方など)にどのような印象を与えているかを知ることがとても大切です。

先日の石津先生の記事にあった通り、病院・施設での臨床実習だけでなく、学内の演習でも実習着を着ます。

今回、完璧に身だしなみを整えることができていなくても、次の学内演習の時にはグループメンバーからの指摘や助言を生かして、爽やかST学生を目指しましょう

実習着を着て髪型を整えた皆さんは、普段より少し大人びて見えましたよ~

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